大手生命保険各社が「中小企業向け保険」の販売を取りやめ
本日から大手の生命保険会社4社が「中小企業向け保険」の販売を取りやめとのこと。
理由は
本来の目的と異なって、節税目的で販売されているとして、
国税庁が税務上のルールを厳格化する方針を保険会社に伝えたため
理由は
本来の目的と異なって、節税目的で販売されているとして、
国税庁が税務上のルールを厳格化する方針を保険会社に伝えたため
販売を取りやめた保険商品は、主に中小企業向けの保険で
「一定条件のもとで保険料を会社の経費として計上可能な商品」
これらの商品は、法人税の節税のために契約する経営者が増えて人気があり、
生命保険各社の販売競争が過熱傾向にあるものです。
国税庁・金融庁は、
「保険本来の目的とは異なるため、商品や販売手法の見直しを求める」ために
昨日の時点で生命保険各社に対して、税務上のルールを厳格化する方針を伝えたということです。
1つの案として、
「経費に計上できる保険料の範囲を狭める」ことが挙げられているとのことです。
それを受けて、大手生命保険4社は、該当商品の販売を取りやめたわけです。
昨日今日の出来事ですが、大手4社は早い対応を行いました。
対象商品の販売を取りやめた4社は、
- 日本生命
- 第一生命
- 明治安田生命
- 住友生命
です。
本日から対象商品の販売を取りやめた理由は
「契約後に税務上の取り扱いが変わると顧客の混乱を招きかねないため」
ということです。
既に契約済みの保険はどうなるのか気になります。